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2005年11月20日

水墨画の世界へ… 4.穴に潜る

ホテルに戻って急いで着替える。
シャツや下着は昨日着てた奴に、ジーンズから寝巻用ジャージに着替える。
足元は代えが無く、仕方ないので靴下履かずにそのまま濡れた靴を履く…。
今日だけは、我慢するか。明日があるさ(?)

ハプニングにも関わらず、GさんCさんの計画性と機転の効きは素晴らしい。
次の目的地までは、バスで移動する事にした。自転車はとりあえずホテルに預けておく。
お昼をとうに過ぎていたので、昼食はこの街中で取る事にした。
朝と違う所で良い所は無いかなぁと探す途中、花売りの少女に出会う。しつこかったが、例によって要らないよと断る。
最初に書いておくが、この後で彼女が原因で一悶着起きる事になる。

食事場所は、外のテーブルで食べる中華料理屋さんに決めた。
なかなか料理が出てこないのと、ぬるいビールに閉口したが、まぁ、こんなモンでしょう。
何故か花売りの少女が再登場。食事中にも関わらず、花を売りつけようとする。またまた、しつこい。
なにやら言いがかりを付けているらしい。そんなもん知るかい。
断り続けたら、ひどい悪口を言ったらしく、Gさん激怒。彼女の意外な反応に驚く。
この場合は喧嘩している事は明らかだが、何を言っているのか分からないのが不幸中の幸いである。
バスの乗り場に向かう途中でも、未だしつこく付いてくるので、結局5元で買ってあげる事にした。
買っても愛想悪い。とは言え、花をそこらに捨てるのも忍びないので、鞄に挿しておいた。

小さなバス(普通の10人乗り自家用車)に乗って(乗り合わせて)、目的地まで向かう。
どこに行くかと言うと…洞窟らしい。説明から察するに、鍾乳洞のようだが。もう何が出てきても驚かないぞ。
最初は太い道路を通るが、今回もだんだんと道が小さくなり、いつの間にか舗装が無くなり、激しく揺られながらバスはひたすら走る。

着いた所は、本当に周りに何も無い、山に囲まれた所だった。砂埃が激しい。
さて洞窟の入口はどこかなぁと思ったら、小さな川みたいな所に案内された。木の板が渡してあって、穴の中まで続いている。
…ココを通るのか? 普段なら木で出来たカヌーに乗って入るが、今は水位が低いので…だそうな。
だったら、この橋(?)の方がマシかな。ごめん分かったよ、行けば良いんでしょ行けば。半分やけくそ。

実際には木の板は数十メートルだけで、後はちゃんと陸地が続いているのが、中に入ると見えてきた。ちょっと一安心。
でも気を抜くと滑りそうな所も多々あるので、またドボンする訳にもいかないので、油断出来ない。
洞窟の案内人も心配なのか、「慢々走(=ゆっくり歩け)」を繰り返す。狭い所は、頭をぶつけないように、と散々言われて中国語も覚えたが今は忘れた。
 <後日記>中国語は「低頭小心」。頭を低くして気を付けて、の意。
  こういう時は、分かり易い漢字の便利さに感謝!
パッと見ただけでも、かなりの大きさの鍾乳洞のようだ。

壁や天井が、色んな不思議な形になっているのを、一つ一つ説明してくれた。中国語なので一つ一つGさんに通訳してもらう。
こんな所まで来て仕事してもらって、本当に感謝だ。で、その内に覚えているモノだけでも挙げていこう。

guilin401.jpg
・龍の通った跡
 たぶん粒状のケイ素が壁一面に散りばめられており、キラキラと綺麗に光っていた。
 龍のウロコが擦れた跡、らしい。

・流星
 定常的に雫が垂れており、懐中電灯をかざすと流れ星のように綺麗。
 落ちた所は亀の甲羅のように盛り上っており、千年・万年と経って作られたそうだ。
 一万年は大げさだろうが、中国人は"万年"の響きが好きらしく、良く好まれて使われてる。

・猪八戒の耳
 丸くて、柔らかそうで、ほんのり温かそうな、色ツヤ形。確かにブタの耳に見える。
 周りの部分もブタの顔に見えてくるのが不思議。

・孫悟空の木
 コブ状の塊が幾つもくっついた木のような形。このコブを良く見ると、猿のように見える事から
 孫悟空が生まれた所、と云う事のようだ。

・オーロラ(?)
 天井にカーテン状のヒダヒダが。周りの電灯で妖しくキラキラしており、不思議な感じ。

途中には、入るとキレイになれると云う、泥のお風呂があった。
カップルが一組いて記念写真を撮ってもらっていたが、何となくクサイ感じがした。たぶんサクラだろう。
その手には乗らず、先へすすむ。なんだか寒そうだし、そもそも水着とか用意してないし。
一番奥まで行って引き返す頃には皆、仕事を終えて帰った後だった。早いなオイ。

2時間かけて奥まで歩いたが、帰りは1時間で出てきた。
時間が無い!と慌てて戻ったのと、同じ道では無く少し近道したからだ。よくぞ、足を滑らせてコケなかった。今思えば、かなり危なかった…。
穴から出てきた頃には、辺りは暗くなり始めていた。もうすぐ日が沈む。
伝統的なショーを今夜見る事になっているが、急いで穴から出てきた甲斐あって、未だ時間に余裕がある。
再び小型バスに揺られてホテルまで戻り、すっかり忘れていたが花を洗面台のコップに生けて置く。
Cさん達はちゃんと着替えて、シャワーまで浴びて、準備万端。僕の場合はもう着替える余裕が無いが、日本男児は揃ってそのままの格好で行く。
自転車もこの間に返却した。危うく忘れる所だったが。

さて、どんなショーなんだろうか…。
posted by 新(SIN) at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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